YaTaro文庫

読書家です。いろんな事を知りたくて、たくさん本を読んでいます。せっかくなので選書や気になることがあったら情報共有したくて、ブログを開設しました。同じ趣味の方がいらっしゃったら是非、読んでいってください。

認知科学への招待 序章

人とチンパンジーの遺伝子の違いは、ほんのわずかしかない。 なのに、知能に差があるのはなぜ? そんな素朴な疑問から、人間の知能を探求していく。 遺伝子が近いもの同士で、比較することで、人間とチンパンジーを区別するラインを作り、チンパンジーにない…

格差と貧困

格差がそんなに離れたまま、中間層が没落したら、政治でひっくり返るんじゃないかなと思ったりもする。 なにより、富裕層税を提唱してるのが超富裕層っていうのが事実としてあって、 きっと、彼らも、下流層がダメになったら、自分の富も縮小してしまうこと…

いま、世界の哲学者が考えていること

明治や戦時、戦後、近代の勉強はするけど、 現代、自分が生きている時代については勉強したことがない。 それはそう。当然。 今生きている時代は現在進行形であって、誰もその全貌を教えることはできない。 だから、哲学者たちは、今のこの時代を明らかにし…

作詞のための8の極意

なかなかアイデアが膨らまない なかなか良い語呂が見つからない プロの人はどうやって、良い作詞をしてるのだろう インタビュー記事からそのコツを探る なにか、セオリーが見つかるかも! 作詞のための8の極意 作者: ヤマハミュージックメディア,いしわたり…

よくわかる作詞の教科書

実際のプロの作詞 素人の作詞を比べることで、その違いを浮き彫りにし、何が足りないのかが考えやすくなる。 自分の書いた詞を推敲し、技術の高い、作品にするためにも必要ことが学べる よくわかる作詞の教科書 (ゼロからすぐに身につく本) 作者: 上田起士 …

これから始める人のための作詞入門

作詞って何? なにが特徴的なのか? テクニックがあるのか? 新しく一歩を踏み出す人向け これから始める人のための作詞入門 作者: 北村英明 出版社/メーカー: メトロポリタンプレス 発売日: 2012/03/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

西暦〇〇年シンギュラリティの日

AIが人間を超える日が来る。 シンギュラリティの議論が盛んに行われている。 でも、それは、一部の認識論や人工知能研究の側面の成果が強調されて、議論されてることが多く、ディープラーニングが一体何を模しているのか、過去の心に関する議論が疎かにされ…

お金の正体

働いてそれで終わり? 稼いだ金は、自分で消費して終わり? それでは、資本主義社会を最大限に有効活用したことにはならない。 資本主義のモットーは、資本を投下して、お金を循環させて増やすことにその真髄がある。 その場においておくことが、お金の利用…

情報と戦争

いまも、情報は大事。 だけど、昔は情報が飛び交っていなかったし、迅速に手に入れることが大事だった。 現在の社会は、情報が溢れているが、どれが正確なのかわからないのが実情 株をやるにも、経済を学ぶにも、常に一歩遅れて手に入る。 昔は揃っていた、…

古典物理の数理

古典物理の数理 力学から、電磁気学まで 古典物理と言われる、量子力学以外の基礎的な物理学の解説 高校の物理みたいにラグランジュ方程式ではなく、ベクトルとして再定義するのが多いので、概念をするのにちょうどよいかも 古典物理の数理 作者: 今井功 出…

お金の仕組み

ふだん、何気なく使ってるお金。 お金の持ってるその本質的な力と、利鞘。 今まで、国家だけが紙幣を作っていたのか? もともと、民間の銀行も作ってた。 そんな事実がわかると、紙幣の正体がなんとなく分かってくる。 銀本位制、金本位制、ポンド、ドルの基…

月と蟹

道尾秀介さんの「月と蟹」を読みました。 なんか、人の裏の顔を感じたな でも、倫理的にまずいことってあるよね?みたいな やっぱ、信じあえるって大事だな 月と蟹 作者: 道尾秀介 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/09/14 メディア: 単行本 購入: 1人…

環境+資源問題特集(2)

日韓の輸出規制でも分かるように、資源ってかなり重要。ライフラインにもビジネスにも、資源がなきゃ、始まらないものがたくさんある。 もうすでに、この本のタイトルにあるような、新興国と先進国の競争が始まってるように思える。 その特徴として、米中の…

環境+資源問題特集(1)

近頃、叫ばれてる環境問題 温室効果ガスの影響で、海の水面が上昇して、どっかの島が沈没するとか、そういうことには、関心のあるようで、関心がなかったのに、廃プラが人体に影響するかも、、水産資源がなくなってきた。となってから、自分ごとのように思え…

移民の歴史

移民、難民問題で、各国のナショナリズムが高揚している昨今。 この問題を考えるときに、歴史的に多く行われ、栄華必衰とともに、民族は移住が伴っていた。 その歴史の中では、様々な民族の自立とともに虐げられる少数民族や、国教をもとに団結する複数の民…

スライドのデザインについて考えてみる

ビジネスマン必見 かくゆ、筆者も新人研修の頃、パワポのセンスが無いなーと見せ方が、学生時代と何も変わってない。このままで良いのかと、悩んでいたりしました。 ちゃんと、調べれば本は出てるものですね 一生使える見やすい資料のデザイン入門 作者: 森…

どうなる?日中韓!

中国、韓国、同じアジアの諸国であり、日本とも関係が深い。 中国はその人口が故、巨大な市場として、大事にされてきた。 近年では、アメリカと張り合うくらいに産業が成長し、米中貿易戦争が発生している。 過去、日本との間でも、貿易摩擦があった。 また…

失敗ってなんだ

失敗は成功のもと 失敗の積み重ねた先に成功はある。 歴史というのは、成功の結果の積み重ねで語られることが多い。 それは、勝者が常に歴史を作り上げていることによるだろうし、伝説や自伝、言い伝えもカッコよい英雄譚が好まれることも一因としてある。 …

魔法のコンパス レビュー

前を向いて歩く。 逆境をマイナスをプラスに変える。 良くない側面は、実は良い側面で、視点を変えれば沢山の可能性が広がっているのでは? そんなことを、実体験をもって示してくれた。 なんでも整備されている現代。 満足しきって、つまらない近代。 そん…

Ubuntuサーバー徹底入門

サーバーシステムの殆どは、Ubuntuサーバーを利用していると行っても過言ではない。 必要最低限の機能を揃えたUbuntuのサーバー版は無料だし、勉強すれば、セキュリティの確保もできる。 サーバーを借りるとお金がかかるが、いっそ、自作で作ってみるのもあ…

学習する組織

三人寄れば文殊の知恵ということわざがある。 相対して、IQが高い集団を集めても、思ったより生産性が上がらなという話がある。 これには、集団の組み方は、足し算ではなく、実は掛け算ということが明確に現れている。 と、同時に、リーダーシップ論でも、ピ…

給与計算のしかた

給与の読み方わからん そろそろ、ボーナスが出るとウキウキしている。新社会人に向けて、自分の身を固めるために必要な給与計算の方法を伝授しよう。 図解で早わかり 働き方改革法に対応!最新 給与計算事務のしくみと手続き 作者: 小島彰 出版社/メーカー: …

マッキンゼーが予測する未来

近年の経済は、様々な巨大企業のダイナミズムに支配されている。 そして、新しいグローバル化が起こっている。 5Gによって通信の速度はさらにあがり、経済のスピードはさらに加速する。 人材の獲得競争や移民による労働力の競争が激化する。 いずれにせよ、…

情報幾何の方法

ディープラーニングによって、注目を集めたニューラルネット。 そのアルゴリズムの根本をなしているのが、情報幾何だ。 技術の発展のためには、学術的な基礎知識は欠かせない。 その基礎知識構築を試みた思考の歴史を体感するにはもってこいだろう。 情報幾…

世界史を移民で読み解く

世界では、移民、難民問題が問題となっている。 テロや、内戦、紛争で難民が増え、所得格差から自国離れ、移民をしようとしている人も増えている。 これは、近年話題になっているからと言って、珍しい話ではない。 世界の歴史を俯瞰してみると、最古の移民は…

ディープラーニング入門

近年、注目を浴びるディープラーニング。 その技術の核心には、汎用性に跳んだネットワークを機能特化させるよう学習することで、その性能を向上させている。 しかし、専門から程遠い場合、この概念を理解するのは難しい。 そこで、下記の記事では、その紹介…

クラシック音楽の歴史

音楽の歴史(西洋)をたどると、古くは、 グレゴリオ聖歌 モノフォニー(ネウマ譜) ポリフォニー(五線譜) ルネサンス音楽 バロック 古典 ロマン 二十世紀 と時代が進むごとに、その表現法は豊かになっていった。 地域ごとでは イタリアのオペラ、ドイツの…

ローマ皇帝から現代の悩みの処方箋を学ぶ

科学技術が発達した今日。 昔より、より便利になったはずなのに。どうして生きづらいのか。 昔から悩みの種は同じなのだ。気になったことを、メモ書きする。 欲望は、自分の手にないものや、往々にして、目に見えないものへと私達を駆り立てる。 それは、他…

もしドラ

ドラッカーの言葉 企業は社会の機関、社会的な目的がある。 企業は社会の中で利益を生み出す役割を担っている。 変化を機会として利用する起業家 誰もリスクを取りたがらないが、企業活動からリスクをなくそうとしても無駄 社会的、経済的、技術的、イノベー…

ニューラルネットの誕生

この記事でも言及しましたが、ニューラルネットワークの続きです。 tanroboot.hatenablog.com この本では、ニューラルネットの誕生の経緯について深く書かれており、その可能性について、今流行りのパターン認識以外でも、語られている。 印象に残った言葉を…