学習する組織
三人寄れば文殊の知恵ということわざがある。
相対して、IQが高い集団を集めても、思ったより生産性が上がらなという話がある。
これには、集団の組み方は、足し算ではなく、実は掛け算ということが明確に現れている。
と、同時に、リーダーシップ論でも、ピラミッド型組織とネットワーク組織どちらが、優れているのかという話がある。
ピラミッド型は強いリーダーシップの上に成り立ち、そのスコアは100%の力が出たときには、リーダーシップをとっているリーダーの状態が満点に反映される。
しかし、ピラミッド型のグループ同士で市場競争をしあうと、リーダーの能力で最終的な勝敗が決まる。
これに勝つには、生産性が悪いがネットワーク型の組織を採用する必要がある。
ネットワーク組織は最初こそは伸び率は悪いが、うまくハマれば掛け算で、ピラミッド型組織のスコアを超える可能性がある。
このようにチームメーキングは、変化が早い現代において、最も重要になりつつある。
それを鍛える上で、このシステム思考を少しばかり鍛えてみる必要がある。
- 作者: ピーター M センゲ,Peter M. Senge,枝廣淳子,小田理一郎,中小路佳代子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: 単行本
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