上級者向け英語のすすめ
これは、かなり難しい上級者向けの本だなと感じました。
数多く、ジャンルを問わず、これまで専門書を読んでますが、内容がわからない時のコツは、読まないのではなく、さらっと、要約しながら目を通すことです。
この本では、英語ならではの深み、文字の前後から意味を読み取る大切さ。辞書に書いている様々な意味のどれがこの文章にあっているのか、対象のコンテクストを読み取るスキルについて説明をしています。
さらには、新聞での社説、伝記、週刊誌、エッセイ、評論、戯曲、小説など
それぞれを読むためのポイントや、面白みについて語っています。
また、精読と並んで大事とされる多読については、毎日の読む活動が少しでも楽しくなるように、初心者向けの本も紹介されています。
多読に慣れていない読者は、
- 名作を限られた語彙で書き直したRetold物
- 最初から語彙を限って執筆したGreded Readers
上級者向けには英語以外の言語からの英訳本が紹介されています。
また、英語のスキル向上には、正しい使い方をしている文章を教材として扱うことが、その秘訣だと言います。
英訳に溢れている現代にはそういった勧めが大切だと思います。
- イギリスのThe economist
- アメリカのTime
- Newsweek
- U.S.News,&World Report
いずれもワンランク上の英語力を身につけるために手本となる格調高い英文で世界的にも評価されているそうです。
英語の翻訳には、その国の文化や習慣、語学自体への理解が不可欠です。
単語帳を見て、単語を覚えることも大切ですが、それだけでは、英語スキルは身につきません。
私もこの英語の奥深さを味わうためにもっと、英語の本を読みたいと思います。
そして、この本は、英語スキルが身につき始めた時にリトライします!笑