YaTaro文庫

読書家です。いろんな事を知りたくて、たくさん本を読んでいます。せっかくなので選書や気になることがあったら情報共有したくて、ブログを開設しました。同じ趣味の方がいらっしゃったら是非、読んでいってください。

セキュリティ入門

サイバー空間のセキュリティ向上のためには、まず、コンピュータの通信方法の仕組みを知っておく必要がある。

 

通信では大きく、物理層データリンク層ネットワーク層トランスポート層、セッション層、プロトコルやアプリ層などに分けることができる。そして、それぞれ、階層ごと役割が割り振られている。

 

  1. 物理層 ケーブル
  2. データリンク層 PPP、イーサネット、LAN
  3. ネットワーク層 IP、ICMP
  4. トランスポート層 TCPUDP
  5. セッション層 HTTP、FTPSMTP、POP
  6. プロトコル層 上記+SMB

 

これを知って、初めて、具体的にどの部分を対策する必要があるのか考える必要がある。

 

※専門用語解説

NAT Natwork Access Transfer

MAC Media Access Control address

 

セキュリティを高める方法として、WifiではWPA、個人LAN ではPSKがオススメ

外部ではVPN、IP、VPN(ルータ)

 

また、クラッカーの手口を知ることで、防衛力を高めることができる。

クラッカーはまず、ポートスキャンを行い、PCがどのポートを開放しているのか調べる。

その後、使用しているポートの稼働中サービスを特定、セキュリティホールがある場合は、それを利用し、ハッキングを行う。

 

なので、使用ソフトウェアの脆弱性には気をつけるべきである。

 

また、ソフトウェアの種類について。

単体で動作するウイルスは2種類ある。

  1. ワーム(感染あり)
  2. トロイの木馬(感染なし)

それぞれ、バックドアスパイウェア、データ破壊などの活動を行う。

動作ごとの場合分けでは、

  1. 実行ファイル感染型 実行ファイル起動時に動作する
  2. システム感染型 ブートセレクタカーネルに潜み、PC起動時に動作する
  3. マクロ型 Officeのマクロ機能に潜む
  4. 非増殖型 トロイの木馬
  5. 多形態型 自動自己実行型 ブラウザ、OSセキュリティホール

技術による場合分けでは、

  1. レトロ型 VBS、JavaScriptJAVAアプレット
  2. ウイルスドロッパ ActiveXコントロール

感染方法では、メールはHTML形式だと感染し、サーバーにしかけていると、ブラウジングするだけで感染する。

 

 ウイルスの動作を知ることで、コスパよくPC内セキュリティを向上させよう!

体系的に学ぶインターネットセキュリティ

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