YaTaro文庫

読書家です。いろんな事を知りたくて、たくさん本を読んでいます。せっかくなので選書や気になることがあったら情報共有したくて、ブログを開設しました。同じ趣味の方がいらっしゃったら是非、読んでいってください。

センサーの種類

センサーは様々な物理現象や化学現象を利用して作られる。多くはその現象から電気信号を取り出し、コンピュータによって制御システムへと組み込まれていく。

 

センサーの歴史を知ることは、対象となる現象に対して、知識を深めるとともに、応用が効くようになる。

 

ここで、大まかに代表的なセンサーの種類についての一覧を示す。

  1. 光センサ
  2. 磁気センサ
  3. 温度センサ
  4. 圧力センサ
  5. 振動センサ
  6. 気体センサ
  7. ガスセンサ

と大まかに別けることができる。

 

また、人間の五感と対応させて、考えると、

  1. 視覚は光センサ(光導電素子、イメージセンサ、フォトダイオード
  2. 聴覚は音響センサ(マイクロフォン、圧電素子、振動子)
  3. 触覚は振動センサ、温度センサ、圧力センサ(歪ゲージ、半導体圧力センサ、サーミスタ、白金、赤外線)
  4. 味覚は味センサ(白金、酸化物、半導体ガスセンサ、粒子センサ)
  5. 臭覚は匂いセンサ(バイオケミカル素子、ジルコニアセンサ)

となる。

 

センサはパソコンの発達とともに進化してきた。

リレー式電気計算機、真空管式電子計算機、トランジスタ式計算機、IC式計算機、LSI式計算機、スーパーコンピュータ、超並列機。と、発達とすると共に、センサーはセンサーとしての機構のみではなく、マイコンと一緒にパッケージ化されることで、インテリジェント化された。

 

注目したい物理現象またはセンサーの種類

光センサ

  1. 光起電力効果
  2. ショットキー効果
  3. 光電磁効果
  4. 光導電効果
  5. 光電子放出効果
  6. 焦電効果

 

磁気センサ

  1. 電磁誘導作用
  2. 電流磁気効果
  3. 磁気作用
  4. 超電導効果
  5. 核磁気共鳴
  6. 光ファラデー効果
  7. 磁気と熱作用
  8. 磁歪現象

 

超音波センサ

  1. 圧電セラミックス
  2. 圧電気直接効果
  3. 逆効果
  4. 時間差法
  5. シングアラウンド法
  6. ドプラー法

 

温度センサ

  1. サーミスタ
  2. 白金測温抵抗値
  3. ゼーベック効果
  4. 水晶温度計
  5. 水銀
  6. 半導体センサ

 

圧力センサ

  1. ストレンゲージ
  2. 圧電素子
  3. 加圧導電シート
  4. 感圧ポリマ
  5. ダイアフラム
  6. 感圧ダイオード
  7. 拡散型半導体圧力センサ
  8. ブルドン管
  9. ペローズ
  10. 差動トランス
  11. トーションバー

 

その他のセンサ

  1. 傾斜角センサ
  2. ショックセンサ
  3. ジャイロセンサ
  4. ロータリエンコーダ
  5. ジャイロコマ
  6. 放射能測定器
  7. バイオセンサ

 

以上。

 

詳しい物理現象の導出については、また今度!

 

 

図解でわかるセンサーのはなし

図解でわかるセンサーのはなし